| 少子化対策に関する提言
(2005年3月)
家庭の重視こそが少子化対策の基本である
一.少子化対策は家庭での子育て支援を基本とせよ
(一)保育所作りの少子化対策で出生率が上がった例はない
少子化対策では、仕事と家庭の両立や女性の勤労のすすめばかりが議論されている。しかし、家庭と仕事を両立させ、保育所を作ることが少子化対策の中心という考えは間違いである。保育所を作って出生率が上がったという例はない。むしろ母子関係が貧しくなり、次の世代はもっと子供を産まなくなる危険すらある。
(二)家庭での子育て支援が出生率を向上させる
北欧で出生率が上がったのは、家庭で子育てをしている人々にも手厚い支援をしたからである。労働者としての親を支援するのではなく、家庭人、教育者としての親を支援するプログラムを充実させる必要がある。
(三)安心して家庭で子育てができる環境を整備せよ
日本では家庭で子供を育てたいと思っている女性が圧倒的に多い。ほとんどの母親は、子供が学校から帰ってきたら家にいてあげたい、自分の手で子供を育てたいと考えている。日本の女性たちのこうしたすばらしい考え方がなくならないうちに、彼女たちを守り、安心して家庭で子育てができるような環境や政策を整備しなければならない。
二.日本の伝統的な家庭での子育てを守れ
(一)家庭の崩壊が少子化をもたらしている
結婚した女性が産む子供の数はあまり減っていない。出生率が低下しているのは、結婚しない若者が増え、晩婚化が進んでいるためである。それは、自分の親や自分が育った家庭が幸せではなかったと感じている若者が増えているからである。結局、家庭の崩壊が進み、家庭がうまくいっていないことが少子化につながっている。
(二)「母性」と「父性」が揃った暖かい家庭でこそ、子供は健全に育つ
子供を育てるときに一番大切な「母性」と「父性」、家庭の温かさが失われてきている。母性がない環境で育つと子供は攻撃的になり、犯罪に走る。父性がない環境で育つと無気力になる。いまは両方が増加している。健全な家庭の再建が重要である。
(三)家庭での子育てにより、日本の文化・伝統も継承される
文化の継承やものごとの善し悪しは、知識ではなく、小さい頃からの感覚で身につくものである。しかし、家庭での子育ての伝統が崩れ、感覚的次元、生理的・本能的次元での文化の継承がなされていない。子育ての伝統が崩れることにより、文化や伝統も失われつつある。
三.少子化社会対策大綱に違反するジェンダー・フリー教育を排せよ
(一)家庭を破壊し、少子化対策に逆行するジェンダー・フリー教育を放置するな
男女共同参画という名のもとに、家庭や性のモラルを破壊するジェンダー・フリー教育が全国で行われている。フリー・セックスと家庭崩壊を奨励する教科書も溢れている。これらは、「生命を次代に伝えはぐくんでいくことや家庭を築くことの大切さの理解を深めていく」としている少子化社会対策大綱に明らかに違反している。少子化対策にも逆行しており、放置すべきではない。
(二)家族の絆や命の大切さを教える教育を充実させよ
父母や祖父母から愛され、地域の豊かな文化や人々の思いやりに触れることで、女性はそれを次の世代に繋げたいと願う。家族の絆や生命を継承していくことの大切さを教える教育を充実させ、それを応援していく施策をもっと整備しなければならない。
(三)歪んだ教育を正すには教育基本法の改正が必要だ
発達段階を無視した過激な性教育や「家庭崩壊科」のような家庭科の授業が学校教育現場で横行している。しかし、現行法では国は「助言」や「援助」しかできないため、歪んだ教育が暴走したままになっている。教育基本法を改正して国の権限を条文に盛り込む必要がある。
四.左翼フェミニストによる上からの「クーデター」を許すな
(一)政府・マスコミを通じた左翼フェミニストの情報・宣伝活動を食い止めよ
国民の圧倒的多数は健全な家庭を望んでおり、きちんと両親がいて子供を育てるべきだと考えている。しかし、政府の政策やマスコミに溢れている情報は、健全な国民の意識とはまったく正反対で、国民を意図的にミスリードしている。左翼フェミニストが官僚組織やマスコミに浸透し、上からのクーデターを推し進めているためである。今が分水嶺であり、彼らの情報・宣伝活動を食い止めなければ日本は完全に崩れてしまう。
(二)内閣府による「世論調査」の誘導を許すな
内閣府は、家族や男女関係に関する「世論調査」の質問項目を操作することにより、極左フェミニストの望む方向に世論操作を行っている。例えば、かつて総理府が行っていた夫婦別姓に関する世論調査では、賛成か反対かを単純明快に質問していた。ところが、内閣府では「・・構わない」「・・べきである」などの言葉を使い、夫婦別姓への賛成が多数になるように質問を操作している。
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